自然が、偶然の出来事を繰り返し、
変化を重ねていくことで生み出す景観に
趣を感じます。
水の流れとともに、自然も移ろい揺らいでいく。
水底を覗くと、蓄積された時間や時間の流れを感じ
懐かしさにも似た感覚を覚えます。

無機物に囲まれる現代の生活だからこそ、
日常の中でも、自然をより感じることのできる作品を目指して制作しています。

石を拾う。
子供の頃に選んだそれは、とても特別に感じました。
歳月を重ねた今でも、
魅力的な形や独特な模様のものを見つけると
つい目を奪われてしまいます。
その形になる過程
その模様を生み出す要素
一つとして同じものがないそれらに尊さを感じます。

あの頃に拾った石を、飾って愛でるような
作品を目指して制作しています。

-偶然の出会い、巡り合い-

快晴の夜空を見上げた時に見た輝きの数々

星が周期的に見えるものだと知らなかった時代
人々は夜空の神秘に何を感じたのでしょうか。
恐怖心、高揚感、期待
その感覚は、ひと時の出逢いにも似ているように
感じます。

ものとの出会い、その時間に、
一期一会を感じるような作品を目指して
制作しています。